贅沢な一日の備忘録

最高の映画と、
最高のコンサート。
贅沢なもんです。
しかし人は忘れやすい生物なもんで、
どんなに感動的な体験をしても時とともにそれは薄れていく。
なんだか悲しいのでウェブにログを残そう(ブログ)。


まず早稲田松竹で映画鑑賞。
いわゆる名画座は初めて行ったんだが、これはいい。
過去の名作と平行して、半年前くらいの準新作もやってるのがいいね。
今日は時間なくて1本しかみれなかったが、
2本立てで1000円くらいしかかからないなんて。
これなら家でDVDで我慢しなくてもいいかも。
都内の人が羨ましい。
今日みたのは是枝裕和監督の「歩いても歩いても」。
今年の邦画で1番との声が多いのも納得の傑作。
ミニマムでローカルな世界で撮らせたら
この監督の右に出るものはいないんじゃないかというほど。
ドキュメンタリー畑出身という経歴ならではの説得力がある映像。
ホームドラマっていうと家庭の温かさばかりを押し出す感じのがよくあるけど、
この映画は温かさもダークな面もきっちり表現されていて、
これこそ「リアル」だなと思ってしまった。
(この言葉は軽く使いたくないんだが。)
都内の人はDVD出る前に劇場でみて下さい。


夜は矢野顕子リサイタル2008〜ピアノ弾き語り〜。
なぜか会場は埼玉県和光市市民文化センターでした。
めったに行く機会ないよな。
それはいいとして、もう素晴らしかったな。たまらん。
あそこまで楽しそうに演奏できる人っていない。
あとピアノのスキルもすごかった。

セットリスト。
最新アルバム「akiko」が大好きなんで大満足のリスト。
あとカヴァー曲もけっこう多かった。
はっぴいえんど奥田民生くるり
「股旅」はノリノリ。
「when I die」は圧巻だった。
いやほんと贅沢な夜だった。
少しでもこうして記憶に留めないと。

akiko

akiko

ほんとオススメのアルバムなんで聴いてください。


そうそう、今月から家計簿つけ始めたんだが、
電子マネーのおかげで交通費いくら使ったのかが
全然わからなくて困った。