コミットメント、見える世界ほか。
昨日の集中講義や、最近読んだ本、特に
- 作者: 河合隼雄,村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/12/25
- メディア: 文庫
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村上春樹がデタッチメントからコミットメントへと
価値観が変わっていったという話が興味深い。
世の中なんてどーでもいいわ、
自営業で好きなようにやりたい、
俺もジャズ喫茶みたいなのやりたいなどと
最近デタッチメントよりだったが、
何かにコミットすることで社会と関わることも大事かなと。
集中講義で考えさせられたのが、自分が見ている世界についてだが、
知識や概念を知っていると、同じ世界をみていても
感じ方が全然違うだろうなってこと。
そのほうが絶対面白いだろう。
あとは創造。新しいものをつくる。
あるいは現状の課題を解決していく。
歴史を進める、向上心、改善。
何にコミットするにせよやることはこういうことでありたい。
こんなこと書いてるとかなりマッチョだな。
サリンジャーが90歳になった記事があったけど、
現在彼は自分のためだけに小説を書いていて
世の中に出すことは考えていないらしい。
これはとんでもない社会的損失だけど、
生き方はいろいろです。うむ。