雑誌「foresight」6月号

http://www.shinchosha.co.jp/foresight/
アウトプットの一環として気になった記事をピックアップしてみる。

P42
「CFD」の話題。
http://www.cmcmarkets.co.jp/jp/content/cfd/what_is_cfd.jsp
一定額の保証金を預け入れすれば、その数百倍の取引が出来てしまうという
なんとも恐ろしい取引だ。
FXなど他の取引に比べてレバレッジの大きさや扱う商品の種類など
自由度が高くて人気らしい。
しかしあまりにハイリスクハイリターンな取引である。


P47
介護士外国人労働者受け入れ問題。
少子高齢化が進む日本では必須とされる外国人労働者だが、
日本、外国双方がwin-winな仕組みを構築するのは大変なようだ。
介護士については現在の仕組みだと日本の国家試験を期限までに合格するなど
労働者に課せられるハードルが高く、
また受け入れる側も日本語が上手でない外国人を受け入れるのに消極的。
日本語教育のコストもかかる。
「池田さつき会」「善常会」といった団体が頑張っている。


P59
少子化対策のコラム。
最近発表された「子育て創生&安心プラン」、
「地域子育て創生プロジェクト」を取り上げ、前者を批判、後者を評価。
ポイントは国が主導か、地域主導かの違い。
全国一律の予算配分ではなく、
出生率増加の実績を出す地域にはそのぶん予算を出す
成果主義の仕組みを地域主導で行わせ、自治体の意識を高めさせようと提案。


P66
政治家への献金単位の話。
企業献金」か「個人献金」か。
アメリカではオバマ氏が選挙で740億円の資金を個人のネット献金で調達した。
一方日本では政治団体総額で48億円、オバマ氏1人に遠く及ばない。
ネットでワンクリックで献金するシステムがアメリカでは浸透しているが、
日本では同様のシステムがあるものの、
規制の問題と文化の問題両面で状況がアメリカと異なる。
企業献金は影で何があるかうさんくさいという点と、
ネット世代の若者の政治への関心を高める点など
個人献金を浸透させる効果は大きい。