ダークナイト、ハリウッド映画
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: DVD
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まず自宅でDVDでの鑑賞にもかかわらず、
150分間さほどだれずにみれたということは、
相当面白かったってことです。
前作「バットマンビギンズ」もチェック済みだったので、
すんなりストーリーにも入れた。
噂どおりヒース・レジャーがキレキレだった。
クリスティアーノ・ロナウドもビックリのキレっぷり。
ゲイリー・オールドマンは「レオン」の印象が強いけど、
こういう渋い役もはまってる。
あとこれでもかというくらいにハリウッドな演出が印象に残った。
ふだんはアジア映画もヨーロッパ映画もみているだけに
すっごいコテコテに映るんだよなあ。
音楽もガンガン攻めてるね。
これは良くも悪くもです。ほんとに。
150分もあるのに詰め込みすぎなくらい常にハイテンション。
これだけのテンポだとストーリーにツッコミ入れるヒマがない。
会話のキャッチボールもキザで薄っぺらい言葉をポンポンと交換してる。
観客を退屈させないための過剰演出が逆効果になることもありうるわけだから、
そのへん本作はバランスがいいんだろう。
こないだみて退屈だった「インディジョーンズ」などと比べて。
あと不満点としては、
善悪とか倫理観とかを盛り込むとどうしても説得力にかけてしまうから、
純粋にエンターテイメントに徹すればいいのに。
後半の市長の行動はないだろ〜ってなるもの。
まあ本作はけっこうストーリーに絡めてあるからしょうがないんだけど。
でも船のスイッチ押す押さないのシーンは蛇足だろ。
トータルではなんだかんだで十分面白い。
ハリウッド映画好きにとっては大傑作だろうし、
そうでない人もみる価値のある数少ないハリウッド作品の一つだ。
ただ何億円もかけた作品も低予算のも満足度は変わりません。