今年面白かった映画(2008)

さっきmixiのおすすめレビューを見返して
「そういやこの映画観たな〜」と思い出していた。
あと最近2ヶ月ほど、観た映画は残らずはてなハイクに記録した。
劇場で観た2008年公開の新作もDVDで観た旧作もまとめて書く。

劇場で観て改めて衝撃を受けた。
音響に圧倒されたのも大きかった感はあるが、
作品のスケールの大きさに毎度感動する。
川井憲次の音楽もインパクトが半端ではない。

説明不要。
小説の頂点がカラマーゾフならば、
映画の頂点はこの作品だ。
3部作全て素晴らしい。
最近デジタル上映が始まったらしいので、
http://www.t-joy.net/godfather/godfather.html
年末年始に映画を劇場で観るなら猛烈にオススメする。

アメリカン・ニューシネマなどと呼ばれる
カウンターカルチャー要素が強い映画が趣向に合うようだ。
今年観たのでは、定番ばかりだが

合う合わないは人による。
とりあえず自分の趣向にはあったということで。

フランス映画も独特で好きだ。
まあゴダールとトリュフォー以外は
ほとんど観れていないが。
今年劇場で観た短編映画。

極めてシンプルな内容だが心躍る。

邦画では黒沢清、青山真治などは集中的に観た。
本数は多く観れていないが、すっかりファンになってしまったのは
伊丹十三と是枝裕和。

たまたま立ち読みしていた雑誌(ニューズウィークだったか)で、
この映画の影響でラーメン屋を始めた外国人が紹介されていた。

是枝監督は「誰も知らない」が有名だが、
舞台設定が斬新なこの作品をチョイス。

あとヒッチコックも集中的に観た。
純粋に演出で楽しませる力量はさすが巨匠。
ほとんど面白いのだが、敢えて1本挙げるなら

これかなあ。

去年かなり観ていた黒沢明は今年はあまり観れなかった。
代わりに小津を数本観れた。

去年アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品に衝撃を受けたが、
今年劇場でフェルナンド・メイレレス監督の「ブラインドネス」を観て、
こういうヘビーな映画を好む趣向なんだなと再確認。
2時間腰をすえて鑑賞するならば本格派を求めるんだな。

アニメでは高畑勲を再評価。
今年はポニョ効果で宮崎駿が目立ったけど、
ジブリは2枚看板だ。
「おもひでぽろぽろ」「ホーホケキョとなりの山田くん」もよかったが、
なんと言ってもこの1本。

日本アニメ史の金字塔。
アメリカでも影響力の大きな作品のようだ。
http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20070807/1186763200
この記事には感動した。

長くなりすぎるのでこの辺で。
2008年はこんな感じだったのか〜とわかりやすい内容になったかな。